rit.

好きなことを好きなだけ、ゆっくりと穏やかに。

Aぇ! groupと推しについて

勢いのままに書き連ねたAぇ! groupへの沼落ちブログから気づけば10ヶ月。

ちょうどサマスペが終わった頃でタイミングどない?と思ったこともあったけど、これまでに〜THE BEGINNING〜狼煙、〜THE BEGINNING〜笑劇、正門良規 Solo Live SHOW、MBSヤングタウンレギュラー、100点カラオケ、ドラマ「和田家の男たち」「恋の病と野郎組2」、映画「真夜中乙女戦争」「20歳のソウル」、「ミュージカルEDGES2022」、そしてまもなく開幕の「THE BOY FROM OZ」……といろんな嬉しいこと、楽しいことがあって、たぶんわたしはこの6人をこのままずっと応援していくなと、出会った時の直感を確信へと深めている。

そんな日々を過ごす中でのここ最近の地味な悩み、推し(自担)が定まらない。

佐野晶哉さんのはちゃめちゃ楽しそうにパフォーマンスをする姿に目を奪われ、天真爛漫さと恐ろしいほどのポテンシャルに引きずられるように落ちた沼だったのに、気付けば私の脳内を占めていく正門良規という男……

友人にはわたしが正門さんの話をするたびに「へえ〜」とにやにやされ「じゃあ現場で1人だけうちわ持つとしたら誰なん?」と迫られ「それはもう正門担じゃん」と詰められ、追い詰められた私は「いや、佐野担なんよ…」と小声で対抗する日々がかれこれ数ヶ月続いている。

というわけで、ここからはそんな2人への超個人的な感情について。

正門良規さんについて

印象的なポイントはいくつもあるけれど、

〜THE BEGGING〜狼煙(大阪城ホール)で見せた、関西の大センターとしての気迫。
新曲PRIDEでより際立つギターの渋さ、王道のフロントマンたる姿。
独特の角度から出てくるツッコミのワードセンスと安定したMC。
リア恋枠を素直に受け止め、自然体でいる自己肯定感の高さ(に、時々大いに戸惑う)。
普通なんだけど普通じゃない、不思議な方だなあといつも思っている。

女性アイドルは自ら憧れて、が多いけど、男性、特にジャニーズは親や周囲に勧められ(応募され)て、というパターンが多い印象ですが。(最近は自ら志す人も多いのかな?)そうして最初はアイドルに興味がなかった人たちが、アイドルになっていく姿を興味深く見ています。

正門さんも母と姉が応募して……みたいな始まりだったと思うんですけど、正門良規 Solo Live SHOWはそういう意味でも、正門さんがジャニーズの中でみずから身体化してきた”ジャニーズ” ”アイドル”というものを教えてもらった感じでした。

バチバチにかっこいい曲、元気で爽やかな曲、かわいさ全開な曲、リア恋メドレー、歴代のショウエンタメが詰まった名曲たち、関西ジャニーズの曲たち、弾き語り、バンドサウンド

YouTubeの格付け企画 で佐野さんが「正門、佐野より俳優なんすよね〜」と言っていたように俳優のお仕事も多く、そしてどの作品も本当に素敵なんだけれど、今回ソロで43公演を任されライブパフォーマンスに全力で向き合う姿を見られたことが本当に嬉しかった。歌、ダンス、パフォーマンス、本業はやはりここだし、ここであって欲しい……というのは完全にこちらの勝手な願望なんですが。

ダンスに関しては雑誌DANCE SQUAREのインタビューでリチャくんが言っていた、細かい振りは苦手だけど大振りが得意というのになるほどな、となったのですが、本当になんというか、正門良規が一番かっこよく見える魅せ方をしてくれるんですよね……

(とか書いてたらまいジャニで関西ジュニアルーキー特集に呼ばれてフリーダンスさせられて戸惑っている正門さんが放送されて笑ってしまった。上手くできなくて不貞腐れて「ここにずっとおったるからな!」の正門さん、ソロコンの時の国王感があった)

ソロコン終盤のバンドパート、白い長めの上着着てバックには羽根を象ったネオン、ギター弾きながら上から降りてくる、なんていう登場の仕方からああもう、わかるわ〜! って感じでしたが、彼の音楽そのものを愛するとともにその音楽を取り巻くカルチャーを理解し実践しているところにもまた信頼を寄せています。一本、芯を貫くスタイルがある人だなあ、と見ていて思います。

ああ、本当に好き勝手書きすぎて、すみません……これは私が勝手に解釈したアイドル「正門良規」という像にすぎません……yeah……

 

佐野晶哉さんのこと

佐野晶哉さんの声が本当に好きです。Aぇヤンタンでより一層実感したなあ。キャラクターとポジション的にバラエティやってると声を張ることが多いですが、落ち着いて話している時の声の響きが心地いいんですよね。常に口角が上がっているような声の出し方。

歌声もそのまま、伸びやかで晴れ晴れとしていて。ハモリに入っても綺麗で、Aぇ! groupの歌を支え、時に引っ張る存在だなあといつも思う。2回目の100点カラオケ、大阪城をバックに、メンバーに見守られながら関ジャニ先輩の「友よ」を歌いあげる姿はとても頼もしくて感動した。MV撮影も無事決まって本当に本当に嬉しい。

普段のYouTubeやバラエティで垣間見せる瞬発力や度胸には何回も驚かされるし、番組「THE GREATEST SHOW-NEN 」(グレショー)なんかでのちょっとしたエチュードなんかでもそのポテンシャルは存分に発揮されている。演劇的な視野の広さや瞬発力というのはバラエティにも通ずるものなんだなと、6人の連携で成り立つ振りオチのしっかりしたトークや佐野さんの爆発力のあるオチを見て学びました。

グレショーで「大暴力」の作・演出をされていた匿名劇場の福谷圭祐さんが、雑誌STAGE SQUARE にてメンバー一人一人の所感を述べられているところで、佐野さんのことをグループでの立ち位置を心得て演じている(ニュアンス。原文はぜひ実際に雑誌を手に取ってお読みください。他のメンバーについても愛を持って形容してくださっています)と書いていて、深くふかく頷いた。

広い視野で自分の立ち位置を把握し、期待される役割を瞬時にこなせる瞬発力を持ち、さらにその期待を超えたものを持ってこれる引き出しの多さ。結果としてそうなっているだけでそんなつもりはないのかもしれないけれど、彼の本来の姿がどこにあるのかわからないし見せることはないんだろうなあと。

大好きなので何回でもYouTubeの格付け企画 の話しますけど、王道アイドルランキングで小島さんが佐野さんを2位につけた理由として「裏とのギャップ」を挙げていたり、「晶哉の良いところでもあるとおもうんですけど、結構なんか……持ってないなあというか、自分を……」という形容が印象に残っています。

なんかもう迂闊に晶哉ちゃんかわいいね〜とか言えないなあ。

……まあ、あまりにも可愛い時は言っちゃうんですけど。(なんなん)

「〜THE BEGINNING〜笑劇」では本当に、小島健という天才のスーパーサブ佐野晶哉として存在感を放っていた。キーパーソンとして物語を牽引しつつ、ボケを拾い場をまとめ話を進め時には笑いをとる力。アイデアマンの忠実な実務者という感じで、小島組の世界を形にする存在だったなと思う。

ミュージカル畑で育ってきたのだからもちろんそうっちゃそうなのだが、本人作曲の笑劇オープニングでショージャズを踊る佐野さんの映え方ったら最高だった。いつかミュージカルの舞台に立つ姿を見たい。クセのある役もめちゃくちゃ面白く演じてくれるのだろうけど、声質やスタイルは王道主人公だと思うのでぜひそういう役もやってほしいです。レミゼのマリウスとか、それこそ魔神じゃなくてアラジンとか。ちょっと今全然パッと出てこないんですが。

 

ああまた好き勝手に書き立ててしまった……

まあそういうわけでこんなにも別なベクトルですきになってしまったらもう、どちらを選べなんて無理だな、と書きながら諦めました。そもそも推しが1グループ1人なんて不文律みたいなものだし。ハロプロなんかだと2色(2人)のサイリウム振ってても許容される気がしてガンガン振ってるけど、ジャニーズさんの現場で2人のうちわ持っててもいける?新しいムーブ作ってく??

さらにヤングタウン水曜日で、まさまさコンビというケミとしての面白さも知ってしまいました。正門さんをいじりつつもトータルで見ると正門さんに振り回されがちな佐野さん、佐野さんのことが可愛くて仕方ない正門さん。先輩後輩感があまりない、2人だけの空気感。まさまさって、いいね。

そういうわけで、本当に飽きることないジェットコースターみたいな日々をAぇ! groupの沼で過ごしています。

f:id:ri_ta:20220605185002j:image

「20歳のソウル」写真展を見に行った際、ロケ地の一つ、茜浜海浜公園まで行ったときの写真を添えて