rit.

好きなことを好きなだけ、ゆっくりと穏やかに。

6人でAぇ! group

Aぇ! groupをはじめて観たのがYouTubeのBreak Throughで、楽しそうに楽器を弾き歌う6人に一目惚れした。

その中でもベースを引く大晴くんはなんだか高校の文化祭で憧れの先輩がバンドをやっているような、不思議なキラキラした雰囲気を感じたのをよく覚えている。

そのあとAぇを追いかけていくうちにこれは福本大晴というアイドルが持つ、天性の色なんだと思うようになった。


年上組がAぇ! groupの安定感を支え、年下組が青春の青さ、輝きを作り出す。

その中でも王道アイドルらしい輝きを放ち、"表情管理"という言葉がよく似合う、パフォーマンス中に魅力的で多彩な表現をするのが大晴くんだった。

Aぇ! groupのキラキラを作り出していたのは、間違いなく貴方です。


危なっかしくてピュアなところは見ていて本当に心配でもあり、一方でその真っすぐさが色んな方から愛される理由でもあった。イキっちゃうところも一周まわれば愛おしくて仕方なくて。

クイズ、バラエティ、情報番組でのコメント力、ライブの演出の勉強、ベース、身体作り、ビジュアル。色んな武器を磨く努力を惜しまない貴方のがむしゃらさに、私もひたすらに走る勇気をもらっていました。


末澤さんにはいつまでも後輩の態度だけど最近は少しいい感じにくだけてきてたこと。

ラヴィットのオフロシュランはじめリチャくんとのバラエティコンビが出来上がりつつあったこと。

正門くんとは同期という仲間感がありながら、正門くんが時々お兄ちゃんになるところ。ライブでのギターとベースの関係性。

無邪気にふざけ合い、お互いが一番オモロイ奴と思ってるようなマブダチ感溢れる小島さんとの絡み。

佐野さんにだけはちょっとお兄ちゃんの顔するところ。でも佐野さんのほうが大人で一枚上手だったりするところ。「僕らAぇ! groupって言いますねん」で佐野パートに書いてくれた歌詞。

書ききれないしただファンとして見ている側からは見ることのない関係性がたくさんあったでしょう。全部全部ひっくるめて、6人のAぇ! groupが、6人が作り出すものすべてが大好きだった。


でも、誰よりもこの喪失感、やり場のない悲しみや悔しさを抱えているのは、魂を分け合って人生を共にかけたメンバーだと思う。そしてなにより、本人も。

5人がそれでもAぇ! groupを続けるという選択をしてくれたのなら、その追い風に少しでもなれるように応援し続けます。この大きすぎる穴を埋めるにはきっと時間がかかるだろうから、ゆっくりでいいから、待っています。


そして、何があったのか、何をしたのかはわからないけれど、福本大晴くんがこれからもその名の通り大きく晴れた笑顔で健康に幸せに生きていくことを、Aぇ! groupの未来と同じくらい、強く願っている。

アイドルを諦めず、大きな夢を掲げて、真っ直ぐに進んできてくれて、本当に、ほんとうに、ありがとう。

 

永遠も絶対もない、人生はそういうものだと割り切るにはあまりにも辛くて苦しい。

もう本当は名前もあまり出してはいけないのかもしれないけれど、いまはただ、6人のAぇ! groupと過ごした時間を、大切に抱きしめさせてください。

ずっとずっと忘れないように。

 


遠回りしか出来ない

他人は他人 苦労も抱いて笑え

諦めたくはない

321でBreak! 君の真ん中を目指す言葉

聞こえてるかい 届いてるかい 声を聞かせて

希望と絶望携えた一歩 轍の歌

聞こえてんだ 届いてんだ 声を聞かせて

 

▽Aぇ! groupと歩んできた思い出